本文へスキップ

慶應義塾大学薬学部 代謝生理化学講座のホームページです。

TEL. 03-5400-2677

〒105-8512 東京都港区芝公園1-5-30 3号館7階

はじめにCONCEPT

慶應義塾大学代謝生理化学講座 教授 有田誠        

脂質は生命を包み、区画する生体膜を構成する細胞の基本構成要素であり、エネルギー源としての役割に加え、生理活性物質やその前駆体として働く多彩な役割を担う生体分子です。よって、脂質分子の多様性や生理機能を理解することは、生命秩序の原理を知る上で極めて重要です。

私たちはこれまでに、生体内の脂肪酸やリン脂質の代謝を網羅的かつ定量的に把握するためのメタボローム解析システムを構築し、炎症・代謝性疾患の制御において脂肪酸代謝バランスが重要であることを示してきました。中でも、エイコサペンタエン酸(EPA)やドコサヘキサエン酸(DHA)などω3脂肪酸が体内で活性代謝物に変換され、積極的に抗炎症作用を発揮していることを見出してきました。これら内因性の炎症制御性物質を包括的に捉え、その生成機構や作用機構を分子レベルで明らかにすることは、炎症を基盤病態とする様々な疾患の病態解明および治療法の開発につながることが期待されます。さらに、最新の質量分析技術やバイオインフォマティクスを駆使し、新しい機能性脂質の発見を志向したリピドミクス新技術の開発と応用を進めています。

研究室では、最先端の研究活動を通して生命科学や創薬化学に対する幅広い知的好奇心を大切にして、生命の成り立ちやホメオスタシスの分子機構についてよく考え、しっかりとした論理的思考から新たな問題提起を導き出し、それを解決していける能力を養います。また、研究セミナーや学会発表、英語論文の作成などを通して、高いコミュニケーション能力や論理性、国際的な感覚を兼ね備えた人材を育成します。意欲ある学生さんの参画を期待しています。 
 
                                                                                              



 





バナースペース

慶應義塾大学薬学部
代謝生理化学講座

〒105-8512
東京都港区芝公園1-5-30
3号館7階
704(教授室)
710(研究室)

TEL/FAX
03-5400-2677
(教授室)